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Nirvana~ニルヴァーナ~

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Author:金剛
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■■■キノの旅 何かをするために

映画鑑賞、10本目の作品は⋯
「キノの旅 何かをするために」
です。鑑賞レビューも二桁に突入しました。

「キノの旅」という小説をご存知でしょうか。
旅人のキノと、言葉を話すモトラド(バイク)が色々な国を巡る物語です。
この作品の特徴はまず「1話完結型の短編集」である事です。
それぞれの話が「○○の国」といった形で区切られ、構成されています。
行く先々に待つ個性溢れる国々は、読者をその国へ誘う魔力を感じる本作品の象徴とも言えるでしょう。
今回はそんな作品の「劇場版」です。本編が短い為、最初は映画だと気が付きませんでした。
それでは、感想へ。

※ネタバレ注意

「お帰りキノ」
「ただいま、師匠」

キノの声がイメージ通りで嬉しい。すぐ世界へ入り込めました。
モトラドの声は少しイメージと違いました(苦笑)

キノの銃さばきは小さな頃から師匠に鍛えられたもので、大人顔負けの制御力です。ただそれにしても、幼い子供がリボルバーやを使いこなせるのか⋯という議論は持ち出さないお約束。

ん、これは「大人の国」より全然前⋯というか、旅に出るより前の話の筈ですが⋯なかなかどうして、キノが水汲みしている男性の後ろ姿を見て「キノ」との間に起きた事を思い出すシーンに⋯確か本物のキノはっと何でもないです。
もしかしたら、小説の方での出来事は一時的に「過去の話」だったのかも。
何分、記憶が遠いもので⋯13巻までは部屋にあるので読み直さなければ。

キノは「師匠」がお師匠さんの名前だと思っていたのですね(笑)
小説のどこかでチラッと出たシーンな気もしますが、作中のキノは「おいっ」とツッコミを入れたくなる要素も満載で、非常に面白い作品です。

視聴を進めて、やっと理解できました。
「キノ」という名前に纏わるお話は小説で後々描かれた話で、映画の方では総集してその後の「本編」を引っ張っているようです。
「キノ」の母親とのシーンは「まあ、こうなるのも分からなくはない」
そう思います。母親は「キノと『キノ』に何処で何があったか」を知らず、死んだという報告だけを聞かされていたのですから。
元は子供思いの良き母親だったのでしょう。

とても短い映画でしたが、小説の読者としては「思い出す機会」になっただけでも十分です。

終了後、「塔の国」が取り上げられていたので視聴(終了後メニュー画面から)

230年も続けられている塔の建設。
最初、ニューディール政策の様なものかと思いました。
労働、つまり塔を建てる「仕事」を作っているのではないかと。

その国の人々を見る限り「その人の役割」が存在して、
他には干渉しない傾向にあります。
つまり「何故建てられているか」を知る人がいないのです。
そして何より「塔の建築」こそがこの国の全てであり、それを拒むもの、賛同し協力しない者は非国民とされ、人柱にされてしまうそうです。

自身に与えられた役割を忠実に熟していく。
勿論、それはとても重要な事です。
目的の為の歯車の一つとして作業に取り組む。
歯車ということは「欠けてはならない存在」なのですから。

ただし今回の例で言えば、
目的を知らずして完成は成し得ないのではないか、そう思います。
誰もその用途を知らず、理由を知らず、異論を唱えたものは皆排除。
このやり方は果たして、その塔の建設に貢献しているでしょうか?
目的を基盤に「計画」を立て「実行」に移し「評価」して「改善」に努める。
所謂「PDCAサイクル」の基本がP(Plan)の段階から破綻しているのです。

以下は持論混じりですが、
計画の段階では「これをやるんだ!」という事だけでなく「それを実行に移したとして、どうなればその計画は成功なのか」を考えます。
やる気、元気ーーも大事ですが、それが「企画・計画」である以上はある程度の見通しが必要になる。
最近になって自分自身が痛感した事です。
勿論ある程度考えた上での企画でしたので、「少しでもやっておいて良かったかな」といった具合でしたが。大事ですよ、本当に。
これを行わないだけで詰む企画が殆どでしょう。
勿論、奇跡で成功する可能性がないとまでは言いませんが、
初めから奇跡に期待し任せる様な企画では「成功」とは程遠いと思います。

映画は門出前のお話の為、世界観が生かされませんでしたが、
作品そのものは素晴らしいものです。

今回取り上げた「キノの旅 何かをするために
個人的評価は★★★★★★☆☆☆☆(6/10)」
となります。
キノの旅が大好きだからこそ、こういった評価になるでしょう。
描く部分が中途半端なのです。
伝えたい部分を敢えて隠す、というのは「文章」だからこそ活かされるものでしょう。
映像として、個人的にはNGと感じました。
これでは本当の良さが伝わらない。
自分に小説の魅力を教えてくれた「キノの旅」はこれだけでは語れない。
不完全燃焼なまま終わってしまいました。

小説を、小説をぜひご一読下さい。
これが自分の正直な感想です。

最後に、劇中の発言でお別れ|д・) ソォーッ…
「今は、僕がキノだ」
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