FC2ブログ

Nirvana~ニルヴァーナ~

IT関連、軍隊、オーディオ、アニメ、ゲーム、映画等の様々な内容で書き綴っていこうと思います。※アフィ等の個別指定カテゴリのジャンルは行いません 更新不定期ですがよろしくお願いします<m(_ _)m>

プロフィール

金剛

Author:金剛
Nirvanaブログへようこそ。
管理人の「金剛」です。
2016年以降のブログ更新は落ち着いていこうかな。
「ハイテンションで書いて!」と言われて書いていた頃の記事を見直すと苦笑してしまう自分がいる。

最新トラックバック

カウンター

今の人数はこれくらいです
現在の閲覧者数:
たくさん来るといいなぁ

フリーエリア

フリーエリア

フリーエリア

アルカナやってます!!
是非挑戦を!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

■■■~東方蒼蓮歌~【14】

大変お待たせいたしました、第14話です!どうぞ!↓

~東方蒼蓮歌~

【第14話 散りゆく桜と庭師の覚悟】

妖夢の声は霊界の外、幻想郷全体にも響き渡った。

霊夢「な・・・何?この声・・・」
霊夢達は突然の悲鳴に足を止める。

魔理沙「これは・・・妖夢だぜ!」

早苗「何かあったんでしょうか?」

レミリア「この悲鳴からして・・・白玉楼で何かあったようね。」

鈴仙「確か妖夢って半人半霊の庭師ですよね?」

咲夜「ええ・・・でもあの二人なら何かがあるとは思えないのだけれど。」

フラン「幽々子・・だったっけ?今頃どうしてるんだろ?」
その時、早苗の持っていた勾玉が光り輝く。

早苗「・・・?これは・・・どういう・・・ッ!?」
早苗は勾玉の光で浮かび上がった映像を見た。

霊夢「嘘・・・でしょ!?」

咲夜「信じられない・・・」

鈴仙「・・・?青の光が2つから1つになっただけじゃ・・・あッ!」

魔理沙「2つってことは妖夢と幽々子の反応じゃないのか!?」

フラン「じゃあ・・・一つ消えたのは・・・」

レミリア「・・・白玉楼まで残りあと少し、急ぐわよ。もう一つの反応が消える前に・・・」
皆口に出さなかっただけで気づいていた。いや、目を背けたかったのだ。
この勾玉には2つの効果がある。1つは強大な攻撃を減力させる能力。
2つ目は・・・、敵、味方を赤と青に分けて存在する限り持ち主達に表示をする能力。
つまり、霊夢達も知ってしまったのだ。どちらかの存在が消えたことを。

霊夢「まさか・・・あの二人がどちらかでも負けるはずないじゃない・・・」
霊夢は走りながら小声で呟く。

早苗「・・・」
他の皆はすぐに目を離して白玉楼の方向へ向いたから気づかなかったが、早苗は見ながらだったので気づいてしまった。
残ったどちらかの青色がとても禍々しく黒い渦を巻いていくことに・・・

白玉楼へはすぐに到着した。
そこにいたのは蒼龍と妖夢だけだった。
だが、妖夢は何かが違った。
それは、昔の妖夢だった。
誰かを見たら取り敢えず切る。
相手など見ることもなく。
感情のない、殺戮兵器。
今の妖夢はまさに兵器そのものだった。
瞬時に霊夢に襲いかかる。

霊夢「えッ!?」
霊夢はとっさに避ける。
妖夢は遠慮なく攻撃を続ける。

妖夢「・・・覚悟。」
妖夢は技の構えをとる。

魔理沙「しっかりしろ!妖夢!お前が戦う相手は霊夢じゃないぜ!」

妖夢「獄界剣 二百由旬の一閃」
もはや妖夢に感情などなかった。
あれだけ関わってきた霊夢達も今の妖夢にとっては切り裂かれる存在でしかなかった。
そこに、仲間という言葉は・・・無い。

霊夢「ナメないでよ・・・!夢符 二重結界!」
霊夢を強力な二重構造の結界で妖夢の攻撃を防いだ。

妖夢「・・・」
妖夢にはやはり霊夢たちの声は届いていない。

早苗「妖夢さん・・・そんなことをして、幽々子さんは喜ぶと思いますか?」
早苗は妖夢に純粋な質問をぶつける。

妖夢「・・・・!?」
妖夢の目に少しだけ光が宿る。

早苗「妖夢さんは・・・幽々子さんのために今まで何をしてきましたか?」

妖夢「・・!」
妖夢にとってこの言葉の群れはとてつもなく響いた。

早苗「誰かを、目の前にいるもの全て、切り殺せと言いましたか?」

妖夢「・・・ちが・・・う・・・・」
妖夢は小声で呟くようにそう言った。

早苗「幽々子さんは貴方にそんなことを、望んでいるのでしょうか?」

妖夢「・・・ありがとうございます。大切な教えを思い出しました。」
妖夢の目に完全に光が宿る。先ほどまでの人形のような目はしていない。
妖夢は自分の剣を、蒼龍に向ける。

妖夢「幽々子様に教わった最期の教え、それは・・・・」

妖夢「一の刀に守る力を、二の刀に、」

妖夢「想いを宿せッ!!」
妖夢はそう言って、蒼龍の頭に、二つの役割を与えられた双剣を刺す。

蒼龍「何をやっても無駄・・・・・・・えっ!?」
蒼龍の無敵の装甲を、妖夢の《思い》が貫いた。
人の思いは、どんな装甲よりも、重くて、強い。

妖夢「敵討ちとは言いません。私は・・・」

妖夢「皆と笑い合える明日を守るために戦います!」
妖夢の思いが桜の花びらとなって蒼龍に向かって舞い落ちる。

妖夢「全てを散らせ!奥義 百花繚乱!」
蒼龍の周りを覆う桜の花が、心の刃となって蒼龍に突き刺さる。
勿論、実害はない。だが、蒼龍の心にその刃は、深く刺さった。

蒼龍「・・・・その思い、受け取ったよ。・・・頑張ってね!」
蒼龍は元の《可憐》に戻る。その時、蒼龍は泣いていた。
すかさず霊夢は蒼龍に近づき、その涙を瓶に入れる。

霊夢「・・・・ふぅ、なんとか手に入ったわね。」
やっと手に入った涙より、霊夢は可憐の方をじっと見ている。
色々思うところがあるのかもしれない。

可憐「あーあ、負けちゃったか~。」
可憐は、笑っていた。

妖夢「ええ、貴方は負けました。」

妖夢「ですが、自分の力だけでは勝てませんでした。」
可憐は「?」と首をかしげる。

妖夢「皆がいなかったら、心でも力でも負けていました。」
可憐はフフッと小さく笑う。
可憐「確かに、そうかもね。」

妖夢「気がつけたのも、貴方と戦えたからこそです。本当にありがとうございました。」
可憐は目を丸くする。とても驚いたが、すぐに表情を戻す。

可憐「敗者にもお礼の言葉、か・・・やっぱり強いじゃない。貴方は。」

妖夢「そういう貴方もです。可憐さん。」
可憐はキョトンとする。

可憐「・・・?・・・何で?」

妖夢「先ほど、桜の花びらの中で涙を流しましたよね?」

可憐「はは、見てたんだね。でも・・・それと何か関係が?」
可憐は気づいていたはずだ。でも、あえて知らなかったことにしたのだろう。

妖夢「はい。強者は常に強くあるために涙を流そうとしません。」

妖夢「ですが、それはただの強がりです。貴方は違いました。」
可憐は黙って聞いている。

妖夢「貴方は、強く、優しいのです。」

可憐「私が?・・・あれだけ困らせたのに?」

妖夢「それは関係ありません。優しくなければ、人の心に触れただけで涙なんて流せませんから。」
妖夢は笑った。可憐もそれを見て笑顔になった。

可憐「あはは、参ったよ、妖夢には。」
その時だけは、とても明るく、笑いが絶えることはなかった。


----------------------------------------
大変お待たせいたしました。14話です。
とても大変でした(^_^;)
寝不足が虚脱感を生んでしまいます(笑)
簡単に言うと、気だるさMAXといったところですwww
もはや更新そのものが1週間に一回ペースになってきてしまって・・・(^_^;)
とりあえずこれから頑張っていこうと思います。

次回、【断罪有罪万々罪】お楽しみに!

* * *
追記 誤字を修正いたしました(^_^;)
スポンサーサイト



コメント

■ 

とても面白かったです!! 誤字を発見しました!!

蒼龍は元の《可憐》に戻る。その時、蒼龍は泣いていた。
すかさず霊夢は双龍に近づき、その涙を瓶に入れる。
蒼龍が双龍になってます

2013/05/26 URL 稜 #- 

■ 

>稜さん
誤字発見ありがとうございます!
直ちに修正いたしますb
2013/05/26 URL マーズ #- 

■ コメントの投稿